自然治癒力・食の養生法

食の養生法食べたい物、からだの欲する物を感謝して味わう。
自然治癒力の正体は、「生命場」でありますが、この「場」というものは自分の個体内にとどまるものではなく、外界とつながっているものだと考えられています。
つまり、大自然とのつながりのなかで、人間は生命を得ていることになるわけです。
そこで自然治癒力を高めるための食事も、大自然が生み出したものを食べたはうがよいはずです。
そうなると動物性の食べ物よりも植物性の食べ物のほうがいいでしょう。
肉より野菜のはうが大地の恵みとして感謝の気持ちが、生まれてくるものです。
じつは最近、私ほ体重が多いということで、まわりから減量をすすめられ、カロリー制限をした食事をとるようにしています。
すると肉類を外し、野菜類が多くなり、アルコールにしてもウイスキーをダブルで二杯しか飲めないことになってしまうわけです。
しかし、肉類を食べないことにまったく淋しさは感じませんし、ウイスキーも最後の一滴までだいじに飲むようになりました。
これがからだにとってひじょうによいわけです。
それまではたくさん飲んだあげくに飲み残したり、野菜を食べてもおいしさや感謝の念といったものはそれほど感じなかったものです。
しかし、いまでは野菜の味をかみしめ、感謝しながら大地の恵みを味わっています。
食べ物ほ玄米がよいとか機能性食品がよいとかいわれますが、よしあしのまえに、まず食べ物に対して感謝の気持ちをもつことがだいじなことです。
これは私の経験からも十分いえます。
感謝の気持ちをもつことによって、その心が生命場によい働きかけをし、自然治癒力を高めることにつながっていくからです。
また食べ物は、いま自分のからだが求めているものを食べることがだいじです。
食べたい物を求めているのは、胃袋でもなければ腸でもなく、また大脳でもありません。
求め主は生命場なのです。生命場はいつも高い秩序性を求めて動いているわけですが、秩序が乱れるとそれを整えようとして信号を発します。
それがつまりこういう食べ物が食べたいという欲求であり、信号ですからその欲求には正直に従うほうがよいのです。
そのためにはつねに耳を澄ませておき、その生命場の声をキャッチする必要があります。
健康のために、食べたくないものを無理矢理口のなかに放り込むとか、低血圧のために朝食が食べられないのに、規則正しい食生活がだいじだということの無理に食べるようなことは、とくにやる必要はありません。
いまはそのようなからだになっているのですから、無理にしなくていいのです。
生命場からの信号によって、からだが自然に修正されるときを待てばよいと思います。
それにともなって味覚も変化するでしょうし、好きな食べ物や酒類も違ってきます。
その変化するということが、自然治癒力の力であるわけです。
そのときに、大地から生まれたものを食べるように心がけることが、食事の仕方となります。