読書で心の栄養

読書で心の栄養を!活字の世界から〝心の栄養″を得る方法
活字中毒者とまでほいきませんが、われわれの世代にほ、活字をむさぼり読むという習慣がまだまだ残っています。昔はいまと違って楽しみがかぎられていましたから、小説を読んで胸を踊らせたり、哀しんだり、ときに大笑いすることが楽しみのひとつとしてたしかにありました。そのころに読んだ本のなかで、いまも心に残っている印象深い言葉やフレーズを出せといわれれば、いくつかかんたんに出せるという人もいるのではないでしょうか。本は心の糧であり、清涼剤であり、生きる指針となって、私たちの心のなかに大きく存在していました。そういう意識がありますから、私はいまでも暇ができれば小説を読んでいます。
といって、生きる指針を見つけるために読むわけではありません。小説を読むことが楽しいから読むだけです。その結果として、心に活力を与えてくれて、自然治癒力も、おのずと高まっていくのです。
たとえば、健康のために毎日にんじんジュースを飲まなければならないと考えると、少々抵抗を感じてしまいますが、おいしければ抵抗も感じませんし、それで飲みつづければおのずから健康にもよいのです。こうした形で自然治癒力を高めることができれば理想的でしょう。
また、ふだんから活字に親しんでいると、新聞や雑誌などで思いもかけない生き方に共感を覚えたり、ハッとさせられることがあり、なかなか勉強になることが多いものです。自分の生き方の参考になったり、また勇気づけられたりすることでしょう。
お酒を飲みながら騒いだり、テレビを見たりするのもいいですが、活字の世界から心の栄養を得るのも自然治癒力を高める有益な方法なのです。